2018年、上海の張麗（仮名）氏が米国ワシントンを旅行した際、張氏が乗っていた観光バスが自動車衝突横転事故を起こし、張氏はバージニア州の病院に搬送され救急処置されました。検査の結果、張氏の肋骨3本にひびが入っており、胸腔に水がたまり、声帯が損傷し、背中の大部分の皮膚が脱落していました。

事故後、泰和泰ワシントン法律事務所主任の程紹銘弁護士は即座にバージニア病院に負傷した張氏の見舞いに駆けつけました。程紹銘弁護士は西南政法大学を卒業した後、米国テキサス大学法学部で博士号を取得し、バージニア州を含む米国6州の弁護士免許を持ち、外交部領事保護の専門研修を受講したことがあります。程紹銘弁護士は多くの華人権利保護案件を代理人として処理しており、中国中央電視台の番組「華人世界」は、程弁護士が代理を務めた華人権利保護案件について特集報道を行ったことがあります。

一連の困難な調査と証拠収集作業を経るとともに、複数の事故当事者に聞き取りし、程弁護士は法廷、旅行会社、保険会社に対して説得力のある事故総括報告書を提出しました。当事者による事故の復元と専門家の証人による事故現場の分析により、旅行会社の運転手が事故の発生に重大な責任を負うことを証明する十分な証拠があったものの、旅行会社が申請している保証書の書類にはいくつかの不備がありました。しかしバージニア州の法律によると、これらの瑕疵はこの保証書の法的効力を失わせることはできず、この保証書は依然として適法で有効であることが認められました。

裁判所の調停を経て、保険会社は最終的に張氏への損害賠償の支払いに同意しました。損害賠償請求の事項には、医療費、休業補償賃金、傷害手当、損害賠償金の合計117万ドルが含まれています。張氏は、米国旅行中に不幸にも交通事故に遭いましたが、幸運にも泰和泰法律事務所のサポートを得ることができ、張氏は自分のために公正な道理を取り返した泰和泰法律事務所の弁護士の専門レベルと仕事に対する真摯な姿勢を大いに賞賛しました。泰和泰の弁護士のたゆまぬ努力の結果、本事件は円満に解決しました。